田谷の洞窟（たやのどうくつ）

正確には、「田谷山瑜伽洞（たやゆさんどう）」というそうです。

所在地は、横浜市栄区田谷町1501番地。
定泉寺のなかにある修験道場です。

とりあえず、穴マニアとしてはチェックせねば！
ってことで行ってきました。

普通に住宅街にあって、思わず通り過ぎてしまうほどの門構えです。

事実、通り過ぎてしまいました。
道路の左側がお寺、右側には、一見建設現場と見間違うような駐車場があります。

拝観料は400円。

こちらが、洞窟入り口。

わかりにくいですが、手前のようなローソク松明を持って見学します。

ゆっくり歩かないと、すぐに炎が消えてしまいそう・・・

かといって、真っ暗ってことではないんですが。

あ、道内は撮影禁止なので、写真はありません。

この洞窟が掘られたのは、鎌倉時代といいますから、もちろん手掘りなわけですね。
江戸時代に入ってからも拡張されて、上下三段、総延長1kmほどあるのだそうです。
あちこちの壁面に、仏様が刻まれています。

複雑に交差する洞窟内の壁には、ノミのあとが。

一体、何年、何十年かかったんでしょうね。

自然でない洞窟というのも、なかなかいいです。