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【実録】エブリィワゴン 車中泊 改造 お金をかけない素人女子の自作DIY

愛車エブリワゴンで、毎年3か月の車中泊の旅をしています。
もともとバイクでキャンプ旅をしていましたが、5年前から車旅に変更。
そんな私が選んだ相棒は、スズキのエブリイワゴン。エブリといえば、エブリバンベースのキャンピングカーも発売されているほど、軽自動車の車中泊ベースには人気の車種です。本来は、4ナンバーの軽バンの方が車中泊用に改造するには楽なんですが、乗り心地重視であえて5ナンバーの軽ワゴンを選択しました。
不器用なおばさんが、エブリワゴンを車中泊仕様に改造!失敗を重ねながら、今も進化するなんちゃってキャンピングカー仕様のエブリイワゴンをご覧ください。

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軽自動車で車中泊を楽しむ~車中泊を始める前に読むブログ

女子が作ったエブリワゴン車中泊仕様

現在の進化状況。

※まだ進化途中です。

【エブリ改造】女子でもできた!自作車中泊仕様~車の中に棚を作る

エブリワゴンとエブリバンの違いって?

エブリワゴンは、5ナンバーの乗用車
エブリバンは、4ナンバーの貨物車
通常4ナンバーの場合は、毎年車検が必須なんですが、軽自動車に関しては、普通乗車と同じく2年に1回でいいんです。(新車の場合は、初回は5ナンバーは3年ですが、4ナンバーは2年になります。)
税金も4ナンバーの方が安くなります。
とはいえ、普通車だとここが2~3万円変わってきますが、軽自動車の場合はその差は数千円。

内装とか、足回りでいうと圧倒的に軽ワゴンの方が乗り心地がよくなります。
ただ、キャンピングカーっぽく改造するには、軽バンの方が、フルフラットになるし、鉄板がむき出しなので何かと加工はしやすいです。
そういうことを踏まえたうえで、あえて5ナンバーのエブリワゴンを選びました。

【失敗!?後日談】
私が選んだのは、PZターボスペシャル ハイルーフ。同じエブリワゴンでも、PZはタイヤのサイズが14インチなんです。エブリバンは12インチ、同じエブリワゴンでもJPは13インチ。
14インチって種類も少ないし、値段も高いんです。緊急時に在庫も少なくて、無理やり13インチを履くことは可能ですが、予備タイヤが14インチなのであまりお勧めできない選択肢。
そういう意味では、エブリバンの方が維持費は安いですね。

エブリワゴン車中泊改造のコンセプト

毎年数か月の長旅をする私のスタイルの場合の外せない条件は…

  1. 寝床づくりが車内で完結すること
  2. キャンプ用品~夏冬アイテムを収納できること
  3. 加工品で重量が重くならないこと
  4. すぐに原状復帰できること
  5. できるだけお金をかけないこと

寝床づくりが車内で完結すること

軽自動車で車中泊する場合、走行中の仕様から荷物を移動して、シートを畳んでベッドを展開します。
たいていは、車から降りて数分かかる作業。
これ、雨の日に外に出てということを想定すると、やりたくない作業です。

また、道の駅などで車中泊する場合、「今から車中泊します!」と公言していることになるので、一応女子としては防犯のためにもこっそりやりたいので(笑)
なので、私の場合は、ベッドを常設。荷物を移動するだけで就寝スタイルにできるようにしました。

キャンプ用品~夏冬アイテムを収納できること

車の中で、多少の調理もできますが、基本はあまり車内での調理はしたくありません。臭いや汚れが気になるし、狭い軽自動車の車内だけに火器の取り扱いは最低限にしたい。
そういうのは、キャンプ場でのんびりしたい。
キャンプするのも楽しみの一つなので、キャンプ道具はフル装備で積みます。
また、夏~秋の東北、北海道を移動するので、真夏の装備から真冬の装備までが必要です。
長旅なので、遊び道具も積みたいし、収納スペースの確保は重要です。

加工品で重量が重くならないこと

荷物が多いので、なるだけ作り付け装備が重くならないように心がけています。
木材加工は、自由度が高いし、きれいにしあがるけど、重量が重くなるので、あえてイレクターパイプを使っています。

すぐに原状復帰できること

車検や、乗り換え時などのことを想定して、作り付けにせず、簡単に原状復帰できるようにしています。

できるだけお金をかけないこと

失敗する可能性もあるので(笑)100均も多用してできるだけお金をかけずに!

【車中泊改造】簡単自作ベッド DIY不要、置くだけ簡単ベッド

エブリバンならば、後部シートを倒すだけでフルフラットになります。とはいえ、若干勾配はつくので、本当にフルフラットにしたいならば、多少の改造は必要です。
エブリワゴンの場合は、後部座席をたたんでしまいこむスタイルになるんですが、荷室との間に約12㎝ほどの段差ができます。

実際にキャンピングカーフェアなどで、実車を見てみると、専用の段差解消マットを敷いてあったりします。
ホームセンターで売られているクッションマットなどで高さ調整するか、ベッドキットを組み込むか、ベッドを自作するかということになります。

一番簡単なのは、隙間を埋めてフラットにすることですが、収納スペース確保のためには、やはり床あげしてベッドを組みたい。

エブリ専用のベッドキットも販売されていますが、安いもので約6万円。
でも、頑張ればこのくらいは作れそうな気がします。

ですが、あえてさらに簡単に♪

押し入れケースの上に、コンパネをのせただけ。

軽車中泊 簡単!工具ナシ!3分でフラットベッドを作る方法

ただし、いくつかポイントがあります。

私の場合は、引き出し式の押し入れケースを選びましたが、引き出し式の場合のケースは、コンテナボックスに比べると、上からの荷重に弱くなっています。私が選んだのは、アイリスオーヤマのクリア収納ケース。
高さ23㎝のもので、奥行きの違うものを選んで配置しました。

ベッド自作にあたっての問題は、『段差』です。

エブリワゴンベッド自作段差解消

いつもキャンプで使っている折りたたみいすと、サマーベッドを入れたらジャストサイズでした!

軽ワゴンベッド自作段差

とはいえ、キャンプ場に着くと、椅子はおろして使うので、その時の対策として使っているのが、『マルチポスト』
建築用の基礎に使われるグッズです。
簡単に高さを変えられます。

自作ベッド段差解消グッズ
これがあるおかげで、駐車場所に勾配があっても、上下左右に高さ調節ができるのでとっても便利です。

後日、念のため補強用に、同じ高さの板を2枚追加しました。(間に挟んで立ててるだけです)

軽車中泊自作ベッド補強

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普通のコンテナボックスを利用するのもありだね。
コンテナボックスの方が、強度はあります。
ただし、中のものを取り出すのに、上の板を移動して、蓋を開ける必要があるので、その場合は、1枚板ではなくて、もう少し加工したほうが使いやすそうです。
【その後】
サブバッテリーの追加、車載用冷蔵庫の追加にあたって、重量バランスを考えて、バッテリーを助手席側に設置することにしました。
ってことで、真ん中の引き出しボックスを外して、ここにバッテリーを設置。
上にコンパネをのせるだけのベッド仕様は同じですが、引き出しボックスの代わりになるボックスを自作しました。
エブリ改造 自作ベッド

マット

快適な車中泊のための基本は、快適な寝床!
そのためには、ベッドのフラット化とマットは重要です。
私が使っているのは、厚さ4cmの低反発マット。
背中が痛くなることもなく、快適に眠れています。

私の場合の改造は、収納性を考えてベッドの幅は60㎝にしてありますが、余裕があれば90㎝だと、市販のマットや布団をそのまま使うこともできます。

100均グッズ&既製品多用でお金をかけない車中泊改造

構想段階では、頭の中で色々と妄想していたのですが、実際に自作に当たってホームセンターで材料を見極めてみると、木材は値段が高いのと、重量がかさみそうなので却下。
できるだけお金をかけずにと選んだ材料は、イレクターパイプとコンパネ。そして100均のネットでした。
イレクターパイプで、天井収納とサイドバーを作りました。

エブリィ改造 自作簡単収納増設【100均一グッズ多用】

【失敗!】天井収納

まずは、イレクターパイプをこんな感じで組んで、100均のネットを何枚か結束バンドで固定しました。

エブリワゴン天井棚自作設計図

エブリ改造天井収納100均ネット

補強のために、同じく100均のグッズを結束バンドで止めています。

実際に走ってみると、

  • ネジが緩む!
  • 物が落ちてくる!

いや~初めての旅で、初日に棚が分解してしまいました(-_-;)

もともとのねじは、金具を止めるだけのものなので、これをドリルネジでパイプに穴をあけて直接止めして、脚の部分を固定しました。

エブリ改造天井収納イレクターパイプ

さらに、伸ばしたサイドバーは、後部座席の釣り皮?のネジを利用して固定。

エブリ改造サイドバー固定

天井収納のストッパーとして、つっぱり棒をかましていたんですが、これも外れちゃって全然役にたたず。
ストッパーにアルミプレートを取り付けました。

エブリ改造天井棚自作ストッパー

自作収納棚

天井収納もいいけど、使い勝手を考えると側面収納の方が便利です。
今までは、ただ積み上げていただけの収納を、専用の収納棚を作ることにしました。
採寸して、図面をひいたりしてものの…

やっぱり、天井収納と同じく、実際に材料を買いに行ってみて、値段と重量の加減から、規制品を加工することにしました。
メインで使ったのは、ニトリの62×30×85㎝の棚。

エブリ棚自作ニトリの棚

これに扉をつけて、その扉がテーブルに使えるように加工しました。

エブリ収納棚自作

使ったのは、蝶番と、磁石と、ストッパー金具。

車中泊テーブル自作

構想段階では、違うサイズの棚を平行に並べて、側面全部を収納棚にするつもりだったんですが、実際に置いてみると、後部の凹凸で、想定していたスペースを確保できず、棚は一つだけ。
固定は、天井収納の時に作ったイレクターパイプに収束バンドでとめています。

これもニトリの既製品のボックスに、蝶番で蓋をつけて作った戸棚をつけました。
これは、天井収納を100均のネットで補強して、ベルトで止めただけ。
車中泊棚自作

ついでに、運転席の上にも同様に100均のネットで棚を設置。重いものは無理だけど、軽いものならなんとか。

車中泊改造100均ネットで自作棚

狭い軽自動車、少しでも収納を増やすために、サイドの天井には、イレクターパイプを利用したサイドバーにネットをとりつけました。
帽子などの軽いものを収納しています。

軽自動車側面収納

イレクターパイプで折りたたみテーブルを自作

これは、側面収納の棚を作る前に使っていた自作テーブル。
イレクターパイプをカットして、天板は可動式にしました。

【エブリ改造】車中泊用のテーブルをイレクターパイプで作ってみた

まとめ

軽自動車を車中泊用に自作で改造している方は沢山いらっしゃいます。
特にエブリをベースにしている人はよく見かけるし、皆さん素晴らしいアイディアと完成度で車中泊を楽しまれています。
男性と違って、DIYや車の構造などの知識がない素人のなんちゃって改造なので、失敗も色々しました。
作ってみないと分からないこと、走ってみないとわからないこと、使ってみないとわからないことなどが沢山あって、私のエブリワゴンはまだまだ進化途中です。

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