礼文島は6月がいいということで、北海道ツーリングの時期としてはちょっと早いのだけど、この当時はだいたい6月に出発して8月までいるというのが旅のパターンでした。
6月の第二、第三週に「礼文花まつり」というのがあって、それが目当てでもあったりします。
礼文島固有の花、レブンコザクラとレブンアツモリソウはだいたい5月末ごろから咲き始めるので、毎年ギリギリアウトなんですよね。
「レブンアツモリソウを納得いくまで見る」ことができる日まで、礼文島に通い続けました。
もくじ
- 0.1 6月9日(水) 出発
- 0.2 6月11日~14日礼文 緑ケ丘キャンプ場
- 0.3 6月15日~25日 利尻 北麓キャンプ場
- 0.4 6月26日 網走 呼人浦キャンプ場
- 0.5 6月27日~7月1日 美留和 知人宅訪問
- 0.6 7月2日~6日 美深 森林公園美深アイランド
- 0.7 7月7日~9日 天塩 鏡沼海浜公園ライダーハウス
- 0.8 7月10日~11日 札幌 クマハウス
- 0.9 7月12日~14日 静内 温泉の森キャンプ場
- 0.10 7月15日 根室 インディアンサマーカンパニー
- 0.11 7月16日~18日 和琴湖畔キャンプ場
- 0.12 7月19~21日 美留和
- 0.13 7月22日 多和平キャンプ場
- 1 7月23日 比布 ぶんぶんハウス
6月9日(水) 出発
礼文の花まつりが11、12日ということで、それに合わせて出発は9日に決定。
一昨年に富良野で知り合った、河内のおっちゃんと、某道の駅で待ち合わせ。
舞鶴でおっちゃんの知り合いの畑に入って、トマト、茄子、きゅうり、ピーマン、サンド豆、生ニンニクを収穫する。島は野菜が高いからと、あれもこれももいできたよ。
ところで、ニンニクってあれは収穫してからしばらく、干しておくんだと。生ってのはまんま、らっきょうか、玉ねぎってかんじで、どこまで剥いたらいいのやら?でも臭みも少なく珍味かな?
6月11日~14日礼文 緑ケ丘キャンプ場
♪走り出したら停まらないぜ~土曜の夜の天使さぁ~
なんて口ずさみながら、あっというまに稚内!(正確には6時間ほど)
う~ん、10分前に3便が出たとこ。
4便は15:10。4時間以上あるよ!おっちゃんも私も今更、宗谷岬やノサップ岬はゲップが出そうなので、温泉でも入る事にするか。ということで、稚内温泉童夢へ向う。
風呂の後は 「 お天気屋 」 で遅めのお昼。
「花の浮島」行きのフェリーはシーズン真っ最中ということもあって、観光バスも数台乗り込んで、満員御礼だよ。
オロロンラインからは見えなかった利尻が、ぽっかり海に浮かんで見えて来た。
さて、礼文島には久種湖と、緑が丘とふたつのキャンプ場があるんだけど、久種湖は風が強いので、緑が丘をベースにすることにした。
夕食はもぎたて?のトマトをふんだんに使ったパスタと、もらいものの生ワカメのサラダ。
おっちゃんは知り合った時には、朝晩、サトウのご飯と、缶詰を食べてた人なので、何を作っても感動して食べてくれる。
と、いうより、私作る人、僕、食べる人、片付ける人ってかんじ。
翌日は5時に起き出して、標高490mの礼文岳に登った。
今日も利尻がきれいだ!
昼食はターミナル近くの花まつり会場の無料の屋台。
なんといっても、これが目的で日程を決めたんだもんね。
「千鳥」のほっけのちゃんちゃん焼きも、店で出すのと同じほっけ丸ごと1枚、もち炭火焼!
ほっけのてんぷら、浜汁、たこ串、お茶、ぜ~んぶタダ!
去年から、ビールとうに雑炊が有料になったのは残念だけど、300円出しても、うに雑炊は食べる価値ありだね。
おっと、駐在さんも制服姿で生ビール飲 んでるよ!?
翌日はスコトン側の船泊でまたもや、屋台荒し?
こっちのうに雑炊の方が量が多い~。1回の鍋でうに5kgだと!
さて、礼文とい
えば「レブンアツモリソウ」と「レブンコザクラ」。
残念ながら、こっちは1週間ほど来たのが遅かったようで、枯れかけの株しかなかったよ。
お天気の様子をみながら、花の谷のハイキングを楽しむ。
赤富士 緑ケ丘公園から | 元地海岸 地蔵岩 |
6月15日~25日 利尻 北麓キャンプ場
風来坊の絵描きハナさんも加わっての珍道中
。一向は礼文を後に、利尻へと向かったのでした。
おっちゃんと時計回りに60kmのツーリング。
仙法師公園のベンチでコンビニ弁当を食べていたら、近くの岩場にカモメが座りこんでいた。
もしや!と思って近づいてみると、卵を抱いている。徐々に近づいたんだけど、お気に召さなかったのか、オスが暴れ出して、ひぇ~っと思ったら、空から糞が落ちてきた!
被害にあったのは、通りがかりの観光客。
私のせいです。ごめんなさい・・・m(__)m
今日も快晴だよ。
でも風が強いよ。脚も痛いよ。
礼文で毎日歩いてたからね。
なので、お天気にも関わらず、温泉で座敷トドと化す。
来る日も来る日も強風は治まらず、晴れているにも関わらず、ホゲッとしながら1日が終っていく…と、思ったら台風がやってきた!
管理人さんのご厚意で、キャビンに避難させてもらう。
1日置いて、天気予報を頼りに、深夜2:00。
いよいよ利尻岳登山を決行する。脚に自信がないのと、日が昇って暑くなる前までに登りを終えたいのと、頂上は狭くて順番待ちとの情報もあったため、こんな丑三つ時のスタートとなったのだ。
5合目、雲界に朝焼けがキレイ。
7合目、霧か雨か?カッパを着こみ、
9合目、軍手は濡れて指先の感覚がなくなってきた。
最後の一方通行のガレ場で、強風のため下山を決める。
身も心もぼろぼろになりながらの帰還となる。
翌日はサハリンも見える快晴だったとかで、1日早まっちゃったみたいだね。
利尻もなんとか登ったし?予定もあるしで、一足先に、おっちゃんとハナさんに見送られながら、利尻を後にする。
南原湿原から利尻岳を望む | 一番左が河内のおっちゃん、 右から2番目がハナさん |
6月26日 網走 呼人浦キャンプ場
稚内から美留和まで、一気走りは無理だった~
6月27日~7月1日 美留和 知人宅訪問
相方のはちべえ殿がバースディ割引を利用して、女満別空港に到着。
冬の札幌、小樽しか知らない彼に藻琴展望台などに立ちよりながら、美留和に向う。
夕方に釣帰りのまさこちゃんと、昨日100mマラソンを完走したOさんと、奈々ちゃんがやって来る。
焼きドコで、海の幸豪華バージョンの夕食を有り難く頂いた。
翌朝は、現地3泊4日のはちべえ殿とレンタカーで野付半島に向った。
霧なのか、雨なのか、あまりいい天気ではないけれど、何とか傘もささず、とことことトドワラ目指して歩く。
この時期は花が多くて、カメラマンはちべえは巡行速度が遅い…
いつものことなので、私は私でマイペースで進んで行く。
お昼は中標津のすしロードと決めていたので、一旦来た道を引き返す。
あった、あった、ここだよ。
なんか駐車場でバーベキューやってるよ?
「すみませ-ん、今日定休日なんです!」…(・o・)
仕方ないので、美味しいという噂の「丸福ラーメン」を探し当て、特製ブレンド味噌ラーメンを食べた。
あ、ちなみに「丸福ラーメン」は2件あって、ひょっとしたら有名なのは「ひまわり」の方だったかも?
でも美味しかったよ。次回はひまわりに行ってみよう。
次に目指すは川北温泉。が、しかし—(・o・)
「崖崩れの為通行禁止」で、林道のゲートが閉まってる!
あちこち電話してみたけど、反対側から入るのは、4駆でないと無理っぽい。
しゃ-ない、天気の良さそうな斜里方向に進むとするか。
で、大周りだけど、熊の湯入って、今夜の宿泊予定地多和平へ向う。
今夜はレストランでサフォークラムのジンギスカン食べて、夜は星を見るのさ!
って予定だったのだけど…
はちべえ殿はペーパードライバーの私の運転で、一眠り…
「え~ん。雨降ってきたよ。
ワイパーどうやって動かすの?
左にあるのはわかってるけど、運転以外のことできないよ~」(T_T)
残念ながら、多和平は視界数メートルの世界。
せめて肉でも…と思ったけど、レストランも閉まってる!
諦めて、いつものフクハラで食材を買い込み、出発地点早苗の森バンガローに戻って遅い夕食となる。
翌朝は朝から小雨がしとしとと…
とりあえず、天気の良さそうな網走方面に向かうことにして、雨でも楽しめるところ、という訳で、北見の北きつね牧場でも行ってみっか。
まだ行ったことないし…。隣の道の駅、おんねゆ温泉では、ぎりぎり、からくり時計のご開帳に間に合った。
お昼は昨日のリベンジで回転寿司の「トリトン」に決まり。
「かっぱ寿司」を食べなれてるうちらには、贅沢だけど、たまにはいいさね。
噂どおり具がでかいわ!
帰りは一応観光、ということで、小清水原生花園を回って、少々遠回りで美留和に帰還。
「宴会準備OK」のメールが入り、今夜のメニューは、ほっけのちゃんちゃん焼き、つぶ貝煮付け、かじか汁、カレイの空揚げ。
さて、はちべえ殿の短い休暇も最終日。
中2日はぐずついた天気だったけど、今日はなかなかいい天気だ。
摩周湖もきれいに見える。
午後の便ではちべえ殿は伊丹空港へ向けて飛び立った。
7月2日~6日 美深 森林公園美深アイランド
7月3、4日と和寒で全日本モトクロスレースがあって、知り合いのライターが毎年来てるので、電話してみる。
なんと、今年に限って、フェリーのチケットが取れなかったとかで来ないんだと!残念。
行くなら取材してきて~といわれたけど、結局4日しか行かなかったので、何もしなかったんだけど。
と、いうのもベースにしようと思っていた、士別のつくも水郷公園キャンプ場が怪しい雰囲気だったので、あきらめて美深まで足をのばしちゃったので、2日間通うのはしんどくてやめたのさ。
キャンプ場には数日前に島抜けした、河内のおっちゃんがいるのはわかってたから、相変わらずの漫才コンビの復活。
別にそんなつもりはないんだけど、関西人が2人寄ると、普通にしゃべってても、圏外者?には漫才に写るらしい。
このキャンプ場は、数年前に有料になって、1泊200円なんだけど、実は6泊600円なんだよね。そう-3泊以上するのなら、始めから6泊で申しこんだ方が得なわけ。
今日は400km以上走ったよ!
おっちゃんは大盛が食べたかったようで、できないのを知ると、「たらん!」と、すぐ近くの道の駅で、今度は冷たい盛そばを食べるっていう。
私も付き合いで店に入ったら、注文しないわけにもいかず、つられて食べちゃったよ!まさか、そばのハシゴなんて—
キャンプ場に戻ったら、枝幸のカニ祭りに行ってきた連泊のおっちゃんが、カニをくれた。
う~ん、今日は食べすぎ…
風呂上りにサイトの横に、見覚えのあるテントとバイクを発見。
最後まで利尻に居残ったハナさんが、今日島抜けしてきたみたいだ。
コースはというと、転げ落ちそうな下り坂や、連続ジャンプ、傾斜の強いヘアピンカーブ等。
ぶっちん風にはなんでこんなとこ、バイクで走れるの~ってかんじだね。
さすがに250ccクラスは迫力が違うわ!
翌週は全道的に天気が崩れるということで、小雨の日々が続く。
ようやく小休止の7日の午後になってから、急いでテントを畳み、天塩に向う。
7月7日~9日 天塩 鏡沼海浜公園ライダーハウス
予想どおりレディスルームは誰もいなくて、貸し切り状態だ。
2年前にあった浜松のホンジャ君と再会。
ワインを1本飲んだ上、彼特製の珈琲焼酎やら、日本酒やら飲んでるうちに記憶が飛んでしまったよ。
夜中に共通の友人札幌のクマちゃんに電話してたんだと。ちなみに時刻は1:30!覚えてないよ~
次の日は絶対に雨、と信じていたから、何も考えず、酔いつぶれちゃったんだけど、朝起きたら、取り合えず曇ってはいるけど、なんとかもちそうな天気じゃない!
二日酔い気味の身体に鞭売って、羽幌初8:00の焼尻行きフェリーを目指して、出発する。
焼尻ではレンタル自転車でオンコの原生林とやらを、えっちらおっちら進む。
いたっ!こけちゃったよ!
おぇ~、気分悪い!
ほうほうの体でターミナルに戻り、少し早いけど、噂の焼尻のうに丼を注文する。
?思ったより美味しくないよ。
隣でムラサキうにの殻むいてるけど、このうにはしょっぱいし、むきたてではないみたい。
美味しい!という気持ちが少なかったからか、二日酔いの体には合わなかったのか、2000円也のうに丼は、あとで海に返してあげました…
そんなわけなもんで、天売では観光船から下りてからは1時間ほど、ターミナルでくたばっておりました。
あ、オロロン鳥は見たよ!
7月10日~11日 札幌 クマハウス
思わず再会したホンジャ君と、週末は札幌のクマちゃんちにお世話になりに行きました。
あ、クマちゃんっていうのは2年前に上士幌航空公園キャンプ場で、バルーンフェスタの時、 結婚式 を挙げたライダーだよ。
ツーリングGOGOにも載ったはず。
クマちゃんちは札幌の秀岳荘の近くなんだ。
なので、お邪魔した時にはいつも秀岳荘に立ち寄ることにしてる。
掘り出し物があったりするからね。
でさ-買っちゃったよ。
何って?テント!
ヨーレイカの最新型 「ツーリング2」 っていう全室が妙にでかいやつ。
で、持ってたテントは送り返して、早速使う事にした。あ、ちなみに数日後、ツーリング途中の香ちゃんが同じの買ったらしい。もちろん秀岳荘で!
7月12日~14日 静内 温泉の森キャンプ場
正月封切り映画「北の零年」っていう映画を、静内で撮ってるらしくって、キャンプ場にエキストラ募集にディレクターがやってきた。
最初は乗り気だった兄ちゃんも、ボランティアって聞いて、一気に意気消沈ぎみ。
残念ながら、落ち武者役なので、女性は駄目っていわれて、私には出る幕もなかったんだけど。
農家でバイトしてる兄ちゃんたちが帰ってきて、この日は鹿肉のステーキを御馳走になった。
臭みはごま油で消して、塩胡椒のみのシンプルな味付け。
こってり味付けしてある鹿肉の焼肉や、焼き豚風に長時間煮たものは食べた事あるけど、これは初めて。柔らかくて、牛肉みたい。
ここのキャンプ場の管理人さんは、ご存知のとおりのキャラクターで、すぐに管理人棟に呼びつけられるので、あまり長居するつもりはないんだけど、
「明日出るよ」って言ったら、
「じゃあ、ちゃんちゃん焼きやってやる」
っていわれ、前日上がったKさんと、「ほっけもうまいよね~」なんて言ってたら、目の前で漁港に電話して、ほっけを手配してくれた。
買いだしいって、Kさんとほっけさばいて、会費50円で10人ほど集まった。
昨日フェリーでついたばかりのKさんは、ここで1週間ほど療養後?美留和に入ったのが運のツキ?
ログハウス建設などで、延々お盆あたりまでに滞在となったらしい。
何泊したんだろ?
7月15日 根室 インディアンサマーカンパニー
ご存知ノサップ産商。1000円以上の海産物を買ったら、無料で泊れるライダーハウス。お土産にカニを購入。1000円で買ったカニを自分で食べるのが普通だけど、別にお土産を買うと、それとは別に食べる分のカニをつけてくれるので、実はお得だったりする。毎年行ってるせいか、気持ち大きめのカニを出してくれる。根室はここだけがお目当てなので、どこにもよらず、次の目的地に向う。
7月16日~18日 和琴湖畔キャンプ場
移動日はほとんど休まない停まらないのが私流。
AM9:00に和琴半島に到着。
擦れ違いざまにピースサインをしたアメリカン・・・
??? やっぱり?
河内のおっちゃんだったよ。
待ち合わせはしてたけど、こんな早い時間に来るとは思っていなかったようで、お出かけ途中でした。
キャンプ場まで引き返したのは、私のおニューのヨーレイカのテントを検分したかったからなのだ!
何故って、おっちゃんも、私が札幌で新しく買う前まで使ってた、ヨーレイカのタオス2ユーザーだから。
昨日の静内~根室までの移動は、あまりの寒さにホッカイロまで出動したというのに、今日はなんという暑さだ!
湖畔で水遊びしてたのが、つられて、泳いじゃった。
午後から、同じく待ち合わせしてたハナさんや、ハナさんが、美瑛のP監獄(知る人ぞ知る某ライダーハウス)から連れて来た若者2名も加わって、硫黄山に行き、国道391号線を走り、「万代商店」を横目に見ながら、和琴へ戻る。
7月19~21日 美留和
滋賀県組は昨日美留和入りしてるはず。
明日の摩周岳縦走に参加するべく、美留和に移動する。
って移動距離短すぎ~。
あわよくば寿司ネタをゲットすべく、今日は屈斜路湖でカヌーに乗って、釣りをするらしい。
釧路のIさんもやってきて、運転手もそろったので、軽トラにカヌーを積みこみ出発。屈斜路林道から屈斜路湖の北側から、カヌーを下ろし、和琴で拾ってもらうとかって話だったけど、う~ん、遠いな。おまけに何人乗り?なのか知らないけど、死ぬほどビールの詰まった重たいクーラーボックス積んで、大人4人が乗り込んだとたん、傾いて浸水!
やっぱり4人は無理だよ。
それでも、約2名は、しばらく釣り竿をたれていたけど、終いに、カヌーは引き上げられちゃった。
私は今日も湖水浴。
かなり遠浅で、溺れる心配もないし、今度は1人艇で遊んでみたいね。(我が家から釧路に引っ越していったヤツ)
こんなこともあろうかと、美留和の冷蔵庫には寿司ネタがキープされていたのであった!
夕方にのまさこちゃんが、やはり明日の摩周岳縦走の為、やって来て、さっそく寿司を握ってもらう。
天気予報のとおり、登山には向きそうもない天気だよ。
当初の予定どおり、とりあえずは登山準備をして、登山口のある摩周湖第1展望台へ向う。
駐車場へ入るまでもなく、霧で何も見えない。
それでも念の為、第3展望台まで向かうものの、ますますガスが濃くなるばかり。
「んじゃ、藻琴山でも行ってみっか」
って、こっちも進むにつれ、そっち方向に黒い雲。
今日の登山は中止だ~。標茶までラム肉買いに行こう!
今日も釣った魚は食卓に並ぶことなく、サフォークのジンギスカンと、釣り組お土産のホタテと、花咲ガニ持参の新メンバーも加わって、2日目の宴会が始まる。
さて、久々に林道走ってみっか、って、珍しく連れ立ってバイクに乗る。
私のリクエストでシュンクシタカラ湖へと向う。
発見沢林道に入ってから、数分間の大雨に打たれ、バイクも人も泥だらけになりながら、シュンクシタカラ湖へようやくたどり着いた。
残念ながら曇り空で、湖の色はくすんでいたけれど、キンムトーに負けず劣らず、神秘的なたたずまい。
またもや滋賀の2人は釣りを始めたけど、お魚さんの食事時間って、朝か夕方じゃないの?
発見沢林道から続く北陽ヘルフナイ林道は、倒木で進めないので、来た道を戻り、国道から飽別白水林道を経由して、フレベツ林道へ。
突然の大雨のしわざで、帰り道は泥流にさえぎられ?、道のど真ん中に岩は落ちてるし、心臓バクバクしっぱなしだったよ。
本日の走行200kmオーバー。
7月22日 多和平キャンプ場
美留和に戻ると見覚えのあるバイクが1台。
静内にいたKさん到着の模様。
既にビールの空き缶もごろごろと…
風呂上りのビールを泪を飲んで拒否し、黙々と荷物を積み出発の準備をする。
滋賀組が戻ったところで、一足先に多和平へ向って出発する。
多和平は、何回も通いながら、未だに星空を見れてないので、天気待ちしてたんだ。
今日は最高の天気。
夕焼けもキレイ。
息を切らしながら、日が沈む直前に、滋賀組が到着。
寝転んで夜空を眺められるようにと、ブルーシートを敷いて食事にする。お
お~これぞミルキーウェイ。最高だね。
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