北海道ツーリング 2004年6月~7月

利尻岳 9合目ツーリングレポート

礼文島は6月がいいということで、北海道ツーリングの時期としてはちょっと早いのだけど、この当時はだいたい6月に出発して8月までいるというのが旅のパターンでした。
6月の第二、第三週に「礼文花まつり」というのがあって、それが目当てでもあったりします。
礼文島固有の花、レブンコザクラとレブンアツモリソウはだいたい5月末ごろから咲き始めるので、毎年ギリギリアウトなんですよね。
「レブンアツモリソウを納得いくまで見る」ことができる日まで、礼文島に通い続けました。

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6月9日(水) 出発

礼文の花まつりが11、12日ということで、それに合わせて出発は9日に決定。
一昨年に富良野で知り合った、河内のおっちゃんと、某道の駅で待ち合わせ。
舞鶴でおっちゃんの知り合いの畑に入って、トマト、茄子、きゅうり、ピーマン、サンド豆、生ニンニクを収穫する。島は野菜が高いからと、あれもこれももいできたよ。
ところで、ニンニクってあれは収穫してからしばらく、干しておくんだと。生ってのはまんま、らっきょうか、玉ねぎってかんじで、どこまで剥いたらいいのやら?でも臭みも少なく珍味かな?

6月11日~14日礼文 緑ケ丘キャンプ場

♪走り出したら停まらないぜ~土曜の夜の天使さぁ~

なんて口ずさみながら、あっというまに稚内!(正確には6時間ほど)
う~ん、10分前に3便が出たとこ。
4便は15:10。4時間以上あるよ!おっちゃんも私も今更、宗谷岬やノサップ岬はゲップが出そうなので、温泉でも入る事にするか。ということで、稚内温泉童夢へ向う。
風呂の後は 「 お天気屋 」 で遅めのお昼。

「花の浮島」行きのフェリーはシーズン真っ最中ということもあって、観光バスも数台乗り込んで、満員御礼だよ。

オロロンラインからは見えなかった利尻が、ぽっかり海に浮かんで見えて来た。
さて、礼文島には久種湖と、緑が丘とふたつのキャンプ場があるんだけど、久種湖は風が強いので、緑が丘をベースにすることにした。
夕食はもぎたて?のトマトをふんだんに使ったパスタと、もらいものの生ワカメのサラダ。
おっちゃんは知り合った時には、朝晩、サトウのご飯と、缶詰を食べてた人なので、何を作っても感動して食べてくれる。
と、いうより、私作る人、僕、食べる人、片付ける人ってかんじ。

礼文岳翌日は5時に起き出して、標高490mの礼文岳に登った。
今日も利尻がきれいだ!

昼食はターミナル近くの花まつり会場の無料の屋台。
なんといっても、これが目的で日程を決めたんだもんね。
「千鳥」のほっけのちゃんちゃん焼きも、店で出すのと同じほっけ丸ごと1枚、もち炭火焼!
ほっけのてんぷら、浜汁、たこ串、お茶、ぜ~んぶタダ!
去年から、ビールとうに雑炊が有料になったのは残念だけど、300円出しても、うに雑炊は食べる価値ありだね。

おっと、駐在さんも制服姿で生ビール飲 んでるよ!?

翌日はスコトン側の船泊でまたもや、屋台荒し?
こっちのうに雑炊の方が量が多い~。1回の鍋でうに5kgだと!

さて、礼文とい
えば「レブンアツモリソウ」と「レブンコザクラ」。
残念ながら、こっちは1週間ほど来たのが遅かったようで、枯れかけの株しかなかったよ。
お天気の様子をみながら、花の谷のハイキングを楽しむ。

礼文島 緑が丘公園から 赤富士 04'6
赤富士 緑ケ丘公園から
元地海岸 地蔵岩
元地海岸 地蔵岩
佐藤売店のうに丼 ¥1,000

6月15日~25日 利尻 北麓キャンプ場

風来坊の絵描きハナさんも加わっての珍道中
。一向は礼文を後に、利尻へと向かったのでした。

おっちゃんと時計回りに60kmのツーリング。
仙法師公園のベンチでコンビニ弁当を食べていたら、近くの岩場にカモメが座りこんでいた。
もしや!と思って近づいてみると、卵を抱いている。徐々に近づいたんだけど、お気に召さなかったのか、オスが暴れ出して、ひぇ~っと思ったら、空から糞が落ちてきた!
被害にあったのは、通りがかりの観光客。
私のせいです。ごめんなさい・・・m(__)m

利尻 夕陽丘公園からの夕日あんまりいい天気なので、早めに夕食を済ませ、夕陽ケ丘公園に夕陽を見に行った。礼文に沈む夕陽がとてもキレイ。

今日も快晴だよ。
でも風が強いよ。脚も痛いよ。
礼文で毎日歩いてたからね。
なので、お天気にも関わらず、温泉で座敷トドと化す。

来る日も来る日も強風は治まらず、晴れているにも関わらず、ホゲッとしながら1日が終っていく…と、思ったら台風がやってきた!
管理人さんのご厚意で、キャビンに避難させてもらう。

1日置いて、天気予報を頼りに、深夜2:00。
いよいよ利尻岳登山を決行する。脚に自信がないのと、日が昇って暑くなる前までに登りを終えたいのと、頂上は狭くて順番待ちとの情報もあったため、こんな丑三つ時のスタートとなったのだ。
利尻岳 9合目3合目、甘露泉水で給水して、
5合目、雲界に朝焼けがキレイ。
7合目、霧か雨か?カッパを着こみ、
9合目、軍手は濡れて指先の感覚がなくなってきた。

最後の一方通行のガレ場で、強風のため下山を決める。
身も心もぼろぼろになりながらの帰還となる。

翌日はサハリンも見える快晴だったとかで、1日早まっちゃったみたいだね。

利尻もなんとか登ったし?予定もあるしで、一足先に、おっちゃんとハナさんに見送られながら、利尻を後にする。

南原湿原から利尻岳を望む
南原湿原から利尻岳を望む
一番左が河内のおっちゃん、右から2番目がハナさん
一番左が河内のおっちゃん、
右から2番目がハナさん

6月26日 網走 呼人浦キャンプ場

稚内から美留和まで、一気走りは無理だった~

6月27日~7月1日 美留和 知人宅訪問

藻琴山展望台ここは2002年に知り合った釧路在住の某氏のバンガロー。毎年バイク好きな仲間が集まってくる。

相方のはちべえ殿がバースディ割引を利用して、女満別空港に到着。
冬の札幌、小樽しか知らない彼に藻琴展望台などに立ちよりながら、美留和に向う。

夕方に釣帰りのまさこちゃんと、昨日100mマラソンを完走したOさんと、奈々ちゃんがやって来る。
焼きドコで、海の幸豪華バージョンの夕食を有り難く頂いた。

翌朝は、現地3泊4日のはちべえ殿とレンタカーで野付半島に向った。
霧なのか、雨なのか、あまりいい天気ではないけれど、何とか傘もささず、とことことトドワラ目指して歩く。
この時期は花が多くて、カメラマンはちべえは巡行速度が遅い…
いつものことなので、私は私でマイペースで進んで行く。

お昼は中標津のすしロードと決めていたので、一旦来た道を引き返す。
あった、あった、ここだよ。
なんか駐車場でバーベキューやってるよ?
「すみませ-ん、今日定休日なんです!」…(・o・)

仕方ないので、美味しいという噂の「丸福ラーメン」を探し当て、特製ブレンド味噌ラーメンを食べた。
あ、ちなみに「丸福ラーメン」は2件あって、ひょっとしたら有名なのは「ひまわり」の方だったかも?
でも美味しかったよ。次回はひまわりに行ってみよう。

管理人
今はどうかわからないけど、この当時はライダーだと、帰るときにおにぎりをくれたんだよね。それがとってもデカくて。

次に目指すは川北温泉。が、しかし—(・o・)
「崖崩れの為通行禁止」で、林道のゲートが閉まってる!
あちこち電話してみたけど、反対側から入るのは、4駆でないと無理っぽい。

しゃ-ない、天気の良さそうな斜里方向に進むとするか。
で、大周りだけど、熊の湯入って、今夜の宿泊予定地多和平へ向う。

今夜はレストランでサフォークラムのジンギスカン食べて、夜は星を見るのさ!

って予定だったのだけど…

はちべえ殿はペーパードライバーの私の運転で、一眠り…
「え~ん。雨降ってきたよ。
ワイパーどうやって動かすの?
左にあるのはわかってるけど、運転以外のことできないよ~」(T_T)

残念ながら、多和平は視界数メートルの世界。
せめて肉でも…と思ったけど、レストランも閉まってる!
諦めて、いつものフクハラで食材を買い込み、出発地点早苗の森バンガローに戻って遅い夕食となる。

翌朝は朝から小雨がしとしとと…

とりあえず、天気の良さそうな網走方面に向かうことにして、雨でも楽しめるところ、という訳で、北見の北きつね牧場でも行ってみっか。
まだ行ったことないし…。隣の道の駅、おんねゆ温泉では、ぎりぎり、からくり時計のご開帳に間に合った。
お昼は昨日のリベンジで回転寿司の「トリトン」に決まり。
「かっぱ寿司」を食べなれてるうちらには、贅沢だけど、たまにはいいさね。
噂どおり具がでかいわ!

帰りは一応観光、ということで、小清水原生花園を回って、少々遠回りで美留和に帰還。
「宴会準備OK」のメールが入り、今夜のメニューは、ほっけのちゃんちゃん焼き、つぶ貝煮付け、かじか汁、カレイの空揚げ。

さて、はちべえ殿の短い休暇も最終日。
中2日はぐずついた天気だったけど、今日はなかなかいい天気だ。
摩周湖もきれいに見える。
午後の便ではちべえ殿は伊丹空港へ向けて飛び立った。

7月2日~6日 美深 森林公園美深アイランド

7月3、4日と和寒で全日本モトクロスレースがあって、知り合いのライターが毎年来てるので、電話してみる。
なんと、今年に限って、フェリーのチケットが取れなかったとかで来ないんだと!残念。
行くなら取材してきて~といわれたけど、結局4日しか行かなかったので、何もしなかったんだけど。
と、いうのもベースにしようと思っていた、士別のつくも水郷公園キャンプ場が怪しい雰囲気だったので、あきらめて美深まで足をのばしちゃったので、2日間通うのはしんどくてやめたのさ。

キャンプ場には数日前に島抜けした、河内のおっちゃんがいるのはわかってたから、相変わらずの漫才コンビの復活。
別にそんなつもりはないんだけど、関西人が2人寄ると、普通にしゃべってても、圏外者?には漫才に写るらしい。

このキャンプ場は、数年前に有料になって、1泊200円なんだけど、実は6泊600円なんだよね。そう-3泊以上するのなら、始めから6泊で申しこんだ方が得なわけ。
今日は400km以上走ったよ!

管理人
今はこの割引はやってないらしい。1か月パスがあるんだとか。

松山湿原翌日はおっちゃんと、松山湿原にでかけて、お昼にJR音威子府駅のそばを食べに行った。
おっちゃんは大盛が食べたかったようで、できないのを知ると、「たらん!」と、すぐ近くの道の駅で、今度は冷たい盛そばを食べるっていう。
私も付き合いで店に入ったら、注文しないわけにもいかず、つられて食べちゃったよ!まさか、そばのハシゴなんて—

キャンプ場に戻ったら、枝幸のカニ祭りに行ってきた連泊のおっちゃんが、カニをくれた。
う~ん、今日は食べすぎ…

風呂上りにサイトの横に、見覚えのあるテントとバイクを発見。
最後まで利尻に居残ったハナさんが、今日島抜けしてきたみたいだ。

全日本MXさて、メインの全日本モトクロスは、レース観戦は初めてなので、要領がわからず、とにかく朝一で会場に向った。
コースはというと、転げ落ちそうな下り坂や、連続ジャンプ、傾斜の強いヘアピンカーブ等。
ぶっちん風にはなんでこんなとこ、バイクで走れるの~ってかんじだね。
さすがに250ccクラスは迫力が違うわ!

翌週は全道的に天気が崩れるということで、小雨の日々が続く。
ようやく小休止の7日の午後になってから、急いでテントを畳み、天塩に向う。

7月7日~9日 天塩 鏡沼海浜公園ライダーハウス

利尻に沈む夕陽2~3日天気が悪いっていうので、テントは張らずに、ライダーハウスに逃げこむ。
予想どおりレディスルームは誰もいなくて、貸し切り状態だ。

2年前にあった浜松のホンジャ君と再会。
ワインを1本飲んだ上、彼特製の珈琲焼酎やら、日本酒やら飲んでるうちに記憶が飛んでしまったよ。
夜中に共通の友人札幌のクマちゃんに電話してたんだと。ちなみに時刻は1:30!覚えてないよ~

次の日は絶対に雨、と信じていたから、何も考えず、酔いつぶれちゃったんだけど、朝起きたら、取り合えず曇ってはいるけど、なんとかもちそうな天気じゃない!
二日酔い気味の身体に鞭売って、羽幌初8:00の焼尻行きフェリーを目指して、出発する。

焼尻ではレンタル自転車でオンコの原生林とやらを、えっちらおっちら進む。
いたっ!こけちゃったよ!
おぇ~、気分悪い!

ほうほうの体でターミナルに戻り、少し早いけど、噂の焼尻のうに丼を注文する。
?思ったより美味しくないよ。
隣でムラサキうにの殻むいてるけど、このうにはしょっぱいし、むきたてではないみたい。

美味しい!という気持ちが少なかったからか、二日酔いの体には合わなかったのか、2000円也のうに丼は、あとで海に返してあげました…

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そんなわけなもんで、天売では観光船から下りてからは1時間ほど、ターミナルでくたばっておりました。

あ、オロロン鳥は見たよ!

7月10日~11日 札幌 クマハウス

思わず再会したホンジャ君と、週末は札幌のクマちゃんちにお世話になりに行きました。
あ、クマちゃんっていうのは2年前に上士幌航空公園キャンプ場で、バルーンフェスタの時、 結婚式 を挙げたライダーだよ。
ツーリングGOGOにも載ったはず。

クマちゃんちは札幌の秀岳荘の近くなんだ。

なので、お邪魔した時にはいつも秀岳荘に立ち寄ることにしてる。
掘り出し物があったりするからね。
でさ-買っちゃったよ。
何って?テント!
ヨーレイカの最新型 「ツーリング2」 っていう全室が妙にでかいやつ。
で、持ってたテントは送り返して、早速使う事にした。あ、ちなみに数日後、ツーリング途中の香ちゃんが同じの買ったらしい。もちろん秀岳荘で!

7月12日~14日 静内 温泉の森キャンプ場

正月封切り映画「北の零年」っていう映画を、静内で撮ってるらしくって、キャンプ場にエキストラ募集にディレクターがやってきた。
最初は乗り気だった兄ちゃんも、ボランティアって聞いて、一気に意気消沈ぎみ。
残念ながら、落ち武者役なので、女性は駄目っていわれて、私には出る幕もなかったんだけど。

農家でバイトしてる兄ちゃんたちが帰ってきて、この日は鹿肉のステーキを御馳走になった。
臭みはごま油で消して、塩胡椒のみのシンプルな味付け。
こってり味付けしてある鹿肉の焼肉や、焼き豚風に長時間煮たものは食べた事あるけど、これは初めて。柔らかくて、牛肉みたい。

ここのキャンプ場の管理人さんは、ご存知のとおりのキャラクターで、すぐに管理人棟に呼びつけられるので、あまり長居するつもりはないんだけど、
「明日出るよ」って言ったら、
「じゃあ、ちゃんちゃん焼きやってやる」
っていわれ、前日上がったKさんと、「ほっけもうまいよね~」なんて言ってたら、目の前で漁港に電話して、ほっけを手配してくれた。

買いだしいって、Kさんとほっけさばいて、会費50円で10人ほど集まった。

昨日フェリーでついたばかりのKさんは、ここで1週間ほど療養後?美留和に入ったのが運のツキ?
ログハウス建設などで、延々お盆あたりまでに滞在となったらしい。
何泊したんだろ?

7月15日 根室 インディアンサマーカンパニー

ご存知ノサップ産商。1000円以上の海産物を買ったら、無料で泊れるライダーハウス。お土産にカニを購入。1000円で買ったカニを自分で食べるのが普通だけど、別にお土産を買うと、それとは別に食べる分のカニをつけてくれるので、実はお得だったりする。毎年行ってるせいか、気持ち大きめのカニを出してくれる。根室はここだけがお目当てなので、どこにもよらず、次の目的地に向う。

7月16日~18日 和琴湖畔キャンプ場

移動日はほとんど休まない停まらないのが私流。
AM9:00に和琴半島に到着。
擦れ違いざまにピースサインをしたアメリカン・・・

??? やっぱり?

河内のおっちゃんだったよ。
待ち合わせはしてたけど、こんな早い時間に来るとは思っていなかったようで、お出かけ途中でした。
キャンプ場まで引き返したのは、私のおニューのヨーレイカのテントを検分したかったからなのだ!
何故って、おっちゃんも、私が札幌で新しく買う前まで使ってた、ヨーレイカのタオス2ユーザーだから。

昨日の静内~根室までの移動は、あまりの寒さにホッカイロまで出動したというのに、今日はなんという暑さだ!
湖畔で水遊びしてたのが、つられて、泳いじゃった。

午後から、同じく待ち合わせしてたハナさんや、ハナさんが、美瑛のP監獄(知る人ぞ知る某ライダーハウス)から連れて来た若者2名も加わって、硫黄山に行き、国道391号線を走り、「万代商店」を横目に見ながら、和琴へ戻る。

7月19~21日 美留和

滋賀県組は昨日美留和入りしてるはず。

明日の摩周岳縦走に参加するべく、美留和に移動する。
って移動距離短すぎ~。
あわよくば寿司ネタをゲットすべく、今日は屈斜路湖でカヌーに乗って、釣りをするらしい。
釧路のIさんもやってきて、運転手もそろったので、軽トラにカヌーを積みこみ出発。屈斜路林道から屈斜路湖の北側から、カヌーを下ろし、和琴で拾ってもらうとかって話だったけど、う~ん、遠いな。おまけに何人乗り?なのか知らないけど、死ぬほどビールの詰まった重たいクーラーボックス積んで、大人4人が乗り込んだとたん、傾いて浸水!
やっぱり4人は無理だよ。

それでも、約2名は、しばらく釣り竿をたれていたけど、終いに、カヌーは引き上げられちゃった。
私は今日も湖水浴。
かなり遠浅で、溺れる心配もないし、今度は1人艇で遊んでみたいね。(我が家から釧路に引っ越していったヤツ)

こんなこともあろうかと、美留和の冷蔵庫には寿司ネタがキープされていたのであった!
夕方にのまさこちゃんが、やはり明日の摩周岳縦走の為、やって来て、さっそく寿司を握ってもらう。

天気予報のとおり、登山には向きそうもない天気だよ。
当初の予定どおり、とりあえずは登山準備をして、登山口のある摩周湖第1展望台へ向う。
駐車場へ入るまでもなく、霧で何も見えない。
それでも念の為、第3展望台まで向かうものの、ますますガスが濃くなるばかり。

「んじゃ、藻琴山でも行ってみっか」
って、こっちも進むにつれ、そっち方向に黒い雲。

今日の登山は中止だ~。標茶までラム肉買いに行こう!

今日も釣った魚は食卓に並ぶことなく、サフォークのジンギスカンと、釣り組お土産のホタテと、花咲ガニ持参の新メンバーも加わって、2日目の宴会が始まる。

さて、久々に林道走ってみっか、って、珍しく連れ立ってバイクに乗る。

私のリクエストでシュンクシタカラ湖へと向う。
発見沢林道に入ってから、数分間の大雨に打たれ、バイクも人も泥だらけになりながら、シュンクシタカラ湖へようやくたどり着いた。
残念ながら曇り空で、湖の色はくすんでいたけれど、キンムトーに負けず劣らず、神秘的なたたずまい。
またもや滋賀の2人は釣りを始めたけど、お魚さんの食事時間って、朝か夕方じゃないの?

発見沢林道から続く北陽ヘルフナイ林道は、倒木で進めないので、来た道を戻り、国道から飽別白水林道を経由して、フレベツ林道へ。
突然の大雨のしわざで、帰り道は泥流にさえぎられ?、道のど真ん中に岩は落ちてるし、心臓バクバクしっぱなしだったよ。

本日の走行200kmオーバー。

7月22日 多和平キャンプ場

美留和に戻ると見覚えのあるバイクが1台。
静内にいたKさん到着の模様。
既にビールの空き缶もごろごろと…

風呂上りのビールを泪を飲んで拒否し、黙々と荷物を積み出発の準備をする。
滋賀組が戻ったところで、一足先に多和平へ向って出発する。
多和平は、何回も通いながら、未だに星空を見れてないので、天気待ちしてたんだ。
今日は最高の天気。
夕焼けもキレイ。

息を切らしながら、日が沈む直前に、滋賀組が到着。
寝転んで夜空を眺められるようにと、ブルーシートを敷いて食事にする。お

お~これぞミルキーウェイ。最高だね。

 

 

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7月23日 比布 ぶんぶんハウス

原生牧場 1/2ポンドステーキ最終日前日のあきちゃんたちは早朝に出発。

私は予定を決めかねて、取り合えず、網走の原生牧場のステーキを食べに行くことにする。
その後の予定はその時次第どいうことで…。

1/2ポンドステーキ定食は225gのロースステーキとライスがついて1350円!
焼き具合はもちろんレアが最高かな。
ロースでこんだけ美味しいんだから、一度サーロインを食べてみたいものだが。

お腹も一杯になったし、う~ん今日はどうしよう?
クッチャロ湖の夕陽もありかなぁ。
でも夕陽は昨日みたしもういいや。
本当はこのまま呼人浦にベース張って、2日ほどのんびりしたかったんだけど、それだと、出発日が雨になるかも?

へそ祭りの為、25日に美瑛でハナさんたちと待ち合わせしてるんだよね。
今日思いきって美瑛まで走るか?
まぁ、行けるとこまで行ってみよ!と心を決めて、エンジンキーON!

あれ?セルがうんともすんとも言わないよ?
そう、今朝撤収の間,、エンジンかけずに携帯の充電してたんだよね。
確かに出発の時、セルが頼りなかった。
キックにチャレンジしてみるが、荷物満載ではどうも恐くてかけれない…
しかたなく押しかけしようと、下り坂までダートの緩やかな登り坂を汗だくになりながら押す。途中であまりの重さにサイドバックを下ろし、ようやくかかった!
こりゃあ、町の近くまで行かないと不安だ~。

目指すは旭川?それとも美瑛?それとも美留和?
のんびり旅も帰る日が近づいてきてるので、前進あるのみだ~!
北見の町に入り、そろそろ休憩もしたいが、これってエンジンきったら、かけられないんじゃないの?

都合よく信号待ちしてた真横にバイク屋があって、充電とオイル交換をお願いする。なんとか2時間でやってもらい、北見を走りだしたのは4時過ぎ。
近くのキャンプ場に逃げようかとも思ったんだけど、バイク屋のお姉さんが、熊が出てキャンプ禁止になってるかも?というので、無駄な回り道はしないことにする。
こんな日にはライダーハウスだねってことで比布ぶんぶんハウス。ここはシャワーもあるし。

6:30到着。暑かったし、なんか今日は疲れたよ~

7月24~29日 美瑛 白金温泉野営場

にわとり牧場 オムライスライダーハウスって撤収しなくていいから、すぐ走り出せるんだよね。
和琴といい、朝の8時や9時に到着するキャンパーってのも私くらいかな。
手押し車に荷物を積んでいると、携帯ウォシュレットを片手にトイレから、河内のおっちゃんがでてきた。またもや食事係確保で嬉しそう…

札幌で別れたホンジャ君がいるのは知ってたけど、おっちゃんまでいたんだ~。
おっちゃんは一昨日十勝岳に登ったので、今日は予定はないらしく、南富良野の「にわとり牧場」へオムライスを食べに行く私に着いてきた。
美味しいんだけど、待ち時間が長いのが玉にキズ…だけどね。

商売気がないのか、1テーブルに1グループで相席させないんだよね。旅人が多いから1人でも1テーブル。やっと座れたと思ったら、今度は出てくるのが遅い。
下手したら店に入ってから食事が終るまでの所要時間2時間になっちゃう。
でも美味しいから許せる。

管理人
残念ながら今はやってません。

翌日は旭川の「ふるき」に味噌ラーメンを食べに行く予定だったけど、1週間程前に行ったホンジャ君の話だと、定休日らしいので、蜂屋の醤油ラーメンに変更する。

新栄の丘
新栄の丘
あまり冷えてません
う~ん?これってすごい?
ケンとメリーの木(ゼブラの丘から)
ケンとメリーの木(ゼブラの丘から)

久々に美瑛の丘巡りをしてみたけど、どこもかしこも大型駐車場ができて、舗装もされ観光バスが溢れてるよ。
それでもお気に入りは新栄の丘かな。
美瑛の駅前も随分変わったなぁ。

「おきらく亭」のポトフ美瑛3日目のお昼は美瑛駅近くの「おきらく亭」のポトフ。
う~ん、グルメしてるねぇ。

27日に予定より2日遅れて、ハナさんが到着。
朝におっちゃんが出ていったあとだった。
ホンジャ君他、アッパイ君とその彼女、コージさんと、自家製スモークで盛りあがる。

明日のへそ祭りは天気が芳しくなく、どうなることやら。
それでも、なんとか雨は降っていないので、富良野のライダーハウス宝来まで行ってみることにした。

ふらの へそ祭富良野までは雨が降ったり、止んだりだったけど、町まで下りたら雨も上がって、なんとかなりそうなので、宝来で受付をすませ、3:00からのペイントを待つ。
ぞろぞろと総勢29名でペイント会場へ向う。
女の子は白のTシャツに書いてもらうんだけど、元気なねえちゃんが1人、腹に描いてもらってたよ。

そのあとは祭りスタートの7:00まで自由時間。
することないので、運転もしなくていいし、飲んじゃったよ。別に珍しくもないか?

hesomaturi1さて、始まりは円陣組んで、自己紹介と、一升瓶の回し飲み!テンションあがるねぇ。暗くなって、あとは跳ねるだけさ!

「イイジャナイカ、イイジャナイカ、イイージャナァイーカ」

当然ながら祭りのあとは…

さて、予定終了!ということで翌朝早朝にキャンプ場に戻り、出発するホンジャ君と、アッパイ君を見送って、最後のキャンプ場の夜をコージさんと2人で語りあったのだった。

7月30日 小樽より乗船

夜の出航なので、急ぐこともなく、ゆっくりテントもシュラフも天日干しして、昼前に出発する。
最後の昼食は富良野の「かりん」の富良野チーズラーメン。
まずくはないけど、能書きほどじゃないよ。

「チーズラーメンは日本でここだけ!」って書いてたけど、違うもんねー。
札幌の 「茂ラーメン」 の「スモークチーズラーメン」の方が安くて、ずっと美味しい!900円の割にはチャーシューも入ってないじゃない!
ラーメン通の私を舐めんなよ~って少しだけ心の中で思ったのでした。

 

まとめ

実はこの年に相方が仕事が移動になって、とにかく忙しくてかわいそうなほどの状態に。
帰宅は深夜まで及び、休みもろくろくなし。
そんな中で私が旅に出ていいんだろうかと、ちょっと遠慮してすこ~し、旅の期間を短くしました。
翌年も状況はかわらなかったけど、「1か月くらいで帰ってくるから」という私に、「別に、普通にいいよ」といわれて、翌年からはまた2~3か月の旅になりました。

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