シュラフ ツーリングにおすすめはどれ?シュラフカバーって必要?
キャンプツーリングでのシュラフの選び方についてご紹介します。
まずは、シュラフを選ぶ際の注意事項について。
ツーリングでのシュラフの選び方、値段とかサイズとか温度とか
ホームセンターで2~3000円くらいのシュラフが売ってるけど、あれでも大丈夫?
夏用と割り切れば問題ないかな。ちょっと嵩張るけど(汗)
ホームセンターなどで売っている1000~3000円程度のものは、ほとんどが化繊の封筒型になります。嵩張るのが難点。ですが夏場の普通のキャンプなら使えないこともありません。
ただし、夏場でも信州とか、北海道とかの気温が低いところだと朝晩、寒いこともあります。
メーカー記載の適用温度とは、あくまでも「快適に眠れる温度」ではなく、夏山などでもそれなりの装備の上で「耐えられる温度」です。なので夏場の信州や東北、北海道などなら、できれば-℃以下のものは必要でしょう。当然適用温度が下がるほど、羽毛、化繊ともに中綿重量が増え、大きくなってきます。私は羽毛の450g程度のものを利用していますが、6月の北海道は寒くシュラフカバーを重ねて使います。
時々ショートサイズとか、トールサイズとかっていうのがあるよ。
同じ商品でも、ショートサイズとかロングサイズとかがあったりします。
背の高い人はロングサイズのほうがいいでしょう。
逆に女性の場合は、ショートがあればショートのほうがいいかも。
シュラフの場合は「大は小を兼ねる」ではなく、大に小で利用すると、隙間が多くなるので寒くなります。
自分にあったサイズを選びましょう。
シュラフの形状について
マミー型
わゆる「ミイラ型」。コンパクトで、ファスナーを上まで閉めることで保温性が高まります。封筒型に比べて高価ですが、小さく収納できて暖かいので、ツーリング向きです。
封筒型
ものによっては上下セパレートにできたり、逆に2つを繋げて大きな布団のように使えたりします。価格は手ごろですが、嵩張ります。
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シュラフの素材について
羽毛(ダウン)
メリット | デメリット |
---|
| - 価格が高い
- 羽毛が縫い目から出てくる
- 水に弱い
(ものによっては再起不能)
|
化繊
ダウンシュラフは、たたまずに収納袋に詰め込んでOKですが、
化繊のシュラフはきっちり畳んでしまわないといけません。
シュラフカバー、インナーシーツについて
台風上陸でテントの中が浸水したことがあります。
こんなとき、ゴアテックスのシュラフカバーがあれば、たとえ、浸水したテントの中で寝ても大丈夫です。
シュラフカバーそのものは嵩張らないので、夏用シュラフ+シュラフカバーというスタイルもスリーシーズンの大きなシュラフを一つ持つより有効な場合も考えられます。
またテントなしで野宿なんてことなら、夜露対策にシュラフカバーは必須アイテムです。インナーは防寒とシュラフ本体の汚れ防止に効果的です。
シュラフのメンテナンス
移動時には雨に濡れないように注意しましょう。
化繊は乾かせば大丈夫ですが、とはいえ、当日は利用できなくなりますので。
やはり寝具ですので、キャンプ場で利用の際にも、日差しに当てて干しましょう。
長期間利用しない場合は、しまう前に必ず、日にあて、羽毛などはできれば、袋から出した状態で保存した方がよいようです。それが無理なら、できるだけゆったりした状態で保存しましょう。(私の場合は移動時はコンプレッサーを使っていますので、保存のときは外し、二重になっている収納袋の片方の紐を緩めておきます)
羽毛タイプは簡単に洗うことはできませんが、専用洗剤を使えば洗うことも可能です。(ウォッシャブルタイプのものもあります)
気になるようなら、インナーシーツなどを利用することにより、汚れを防止できます。
まとめ
管理人は、北海道ツーリングでは、450gのダウンシュラフと、シュラフカバー、シルクのインナーシーツを使っています。
暑ければ、シュラフを使わなければいいだけのことなので、寒いときのことを考えるとこのスタイルになりました。
たとえ7月であっても、道東や道北では、気温が10度を切る場合もありますので、寒さ対策だけはしっかりとしておくことをお勧めします。
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