「二輪でキャンプにでかけよう」を冠に2003年からHPを運営しております。
1995年に初めて北海道ツーリングに来てから、その後は2003年からは毎年夏は2~3カ月北海道を旅しております。
基本は、バイクでキャンプツーリング、一人旅でしたが、
ついに2015年、禁を破って四輪に転向!?
基本はキャンプ旅ですが、車中泊仕様のエブリィでの旅立ちとなりました。
「二輪でキャンプにでかかよう」のバナーは、
こっそり、「二輪で(四輪でも)キャンプにでかけよう」となったことにお気づきになられたでしょうか・・・?
初めての北海道車旅、そして車中泊、ということで
2015年の旅を終えての、バイク旅と車旅のそれぞれのいいところ、悪いところなどを交えながら、今年の旅を振り返ってみたいと思います。
バイクではなく車旅にした理由
去年、一昨年と、北海道、雨が多くて、しかもそれが降れば振るでゲリラ豪雨。
キャンプメインの旅だと、雨はつらいです。
私の場合はとにかく荷物が多いので、雨だからと宿泊にしてみても、着いたら着いたで荷物の出し入れがかなり大変でした。
連泊しようものならば、降ろした荷物の置き場に困る・・・
だから、私のキャンプスタイルは、「滞在型」だったのです。
車なら、必要なものだけさっさとおろせばいいだけなので、かなり楽ちん。
暑いときはエアコンがあるし、寒いときはヒーターがあるし。
雨でも着の身着のままで移動できるし。
何よりも、立ち寄り湯をしてドライヤーがなかったとしても、濡れた髪でヘルメットをかぶる必要もなく
せっかくさっぱりしたのに、汗をかきながらジャケットを着る必要もない。
もちろんバイクに乗るのは大好きで、距離を走ることも全然苦痛じゃありません。
でも、さすがに10年以上来ていると、走りたい道って全部走ったんですよね。
オフロードに乗ってはいても、林道は苦手でどちらかというと、峠の方が好き。
それで、やっぱり、車で行きたいなぁと思ってしまいました。
寄る年波には勝てないってことでしょうかね(笑)
エブリ車中泊仕様のコンセプトと失敗談
車が手に入ったのが5月16日、出発したのが7月3日でしたから、あまり準備期間がありませんでした。
とりあえずは、100均グッズを多用して収納スペースを確保。
エブリィの改造はこんな感じ。
コンセプトは、
- 「現状復帰」できること。
- 「サブバッテリー」積載で充電を確保すること。
- キャンプ道具を積んだままで、車中泊できること。
とりあえず完成形には満足していたのですが、
実際に荷物を載せて走ってみると、あれこれと不具合がありました。
パイプ棚を組んだのですが、車の低周波振動で、ねじが緩んでしまい、気が付いたら一部外れてました。
あわててドライバーを購入して、定期的に増し締めするようにして、保険にタイヤゴムバンドをきつくしばりました。
天井部の荷物は、ゴムを1本ガードにしていたのですが、そんなものは役に立たず、落ちてくること落ちてくること!
これも、100均の自転車用のネットを2枚合わせて、固定するスタイルに。
棚板は、ストッパーのつもりで足をつけてはいたのですが、やはりときどき外れてしまいます。
あとは、お土産や食材など、なんだかんだで荷物が増えてきて、
車中泊で完全に横になるときは、空間はなくなってしまいます。
(計画では座れるスペースくらいは残せるはずだったんですが)
このあたりは、次回の課題ですね。
まぁ、全然使わなかった無駄なものも運んでいたので、そのうち精査されていくことでしょう。
道の駅での車中泊について
はじめての車中泊は、新潟県です。
大阪から走って初日の夜は、上越妙高のイルミネーションを見に行きました。
で、近くの道の駅あらいに泊まりました。
静かなのがいいけど、トイレから遠すぎるのも嫌だし、
あんまり周りに誰もいないのも怖いし
北海道に上がってからは、夜走るのは避けたかったので、5時過ぎに苫小牧東港に着いて
温泉のある道の駅のむかわに泊まりました。
ここは、道内でも車中泊の人が多い道の駅です。
温泉併設だからなんでしょうね。
とはいえ、私のエブリィは車中泊仕様とはいえ、中で食事を作ったりするようにはできていませんので、温泉に入って戻ってきたらもうカーテンも閉めて、中でコンビニで買ってきたおにぎりとビールで夕食。
まったりと、ラジオをききながら、PCをしたり、本を読んだりして過ごしました。
朝は、コーヒーでもと思いましたが、やはり駐車場のど真ん中で火をたくのも気が引けて、早々に出発。
二風谷あたりの休憩ポイントで、コーヒーを沸かして朝食。
道の駅で車中泊はしても、外での調理は気が引けます。
道内で停まった道の駅は
- むかわ 四季の情報館
- 室蘭 みたら室蘭
- 苫小牧 ウトナイ湖
- あいおい
ウトナイ湖には、道の駅のとなりの生鳥獣保護センターの駐車場が、空いていて静かそうだったのでそちらに泊まったのですが、週末だったせいか、暗くなったころから地元の四輪の走り屋があつまってきて、エンジンをふかすのと、やはり国道の横ということで、ちょっと寝づらかったです。
室蘭は、やはり近くに温泉があって人気スポットなのか、暗くなる前には到着したものの、残りの駐車スペースはわずかでした。
でも、ここは夜景が見えるんですよね。
バイクだと、泊まる場所がないだけに、車中泊だからこそ行ってみたかった場所でした。
車中泊とキャンプ
なまじっか車中泊できるので、わざわざテントを建てるのは面倒なのですが、
やっぱりのんびりしようと思うとキャンプになります。
今回からの私の装備は、小川のツインピルツ+ハーフインナー。
1泊だと、ハーフインナーは立てず、車中泊しちゃいますが、
それでも、ベースがあると料理を楽しんだり、読書を楽しんだり、まったり過ごせます。
お酒もゆっくり飲めますよね。
車内の荷物もずいぶん減っているので、中も広々として車中泊も快適。
ただし、ハーフインナーは自立しないので、次回は自立できる小さなツーリングテントがあるといいなぁと考えています。
車だからこそ、バイクでなかなか行けないようなキャンプ場に行けるのもメリットです。
「バイクでなかなか行けないキャンプ場」というのは、買い出しが不便なところですね。
車ならばクーラーボックスがあるし、ある程度の食材を買い込んでいくことができますから。
「二十一世紀の森キャンプ場」とか
「岩尾内子湖キャンプ場」とか
「ピョウタンの滝キャンプ場」とか。。
車用の冷蔵庫というのも手ですが、やはり軽ワゴンだとスペースが狭いので、
私は今回この度用にSHIMANOの釣り用のクーラーボックスを買いました。
板氷ならば、50時間以上もつという優れもの。
岩尾内湖で2日間こもりました。
車旅のメリット・デメリット。バイク旅のメリット・デメリット
車旅、いいことづくめのようですが何よりも実感した
最大のデメリットは、「コスパが悪い」ということです。
ガソリン代しかり、
そしてバイクの時は不要だった駐車場代。
駐車場に関しては、お金のことだけではなく、駐車スペースにも困るときがありましたね。
でも、
最大のメリットは、>夜でもどこでも寝る場所の心配をしなくてもいいというところ。
バイクだと怖くて泊まれない(動物とか、人とか、人ではないものとか・・・)場所でも一人で泊まれるところ。
そんなこともあって、2015年の旅は青森県大間岬からずっとほぼ高速も使わずに走って大阪まで帰ってきました。
北海道からの旅で何度かやってみたいと思いつつ、できなかったことのひとつでもあります。
お天気のいい日に峠を走っていくライダーがうらやましいときもありますが、車で峠を走るのもなかなか楽しいんです。
冷静に考えると燃費が悪くなりますけどね。
あとは、助手席にカメラや双眼鏡を置いておけば、さっといつでも写真を撮ったり、景色を眺めたりできるのもいいところ。
ただし、この風景にバイクがほしいなぁと思うことが時々ありました。
まとめ
今回よくいわれたことは、ライダー仲間に
「車だとおもしろくないんじゃないの?」
「来年はどうするの?」
と、聞かれましたが、ご心配無用。
車でもしっかりと楽しませていただいております。
ヘルメットも持参したので、知人のバイクを借りて走ったりもしましたし。
何人かの旅仲間は、「一度車で来たけど、おもしろくないからやっぱりバイクにした」という人もいるのですが、全然そんなことはありません。
確かにバイクで来ているときよりも一人でいる時間が長くなりましたが、あちこちでバイク仲間に合えば遊んでもらえるし(笑)、ほどよいスペースで一人になれる時間が好きだったりします。
バイクを降りるつもりはありませんが、しばらくは車での北海道ツーリングを楽しみたいと思います。
おいおいと、2015年のツーレポも書いていきますね♪
ブログランキング参加してます♪
コメント
近づいた ツーリングに備えて 最初のテント場を 考えていたところでしたが ふと なんとなく置いてる軽トラと 娘の所の変に走る ゼロ半バイクの 組み合わせも 楽でいいかな なんて。下現在 娘は二人目を製作中で ヒイヒイ言ってるのでバイクを貸すことに異議はないはずで あるかな? ここんところ 雨には随分と痛い思いをしてたんで 少し 考えてみます。ありがとでした。
軽トラならバイクを乗せるのも楽勝ですね。
4輪+2輪は最高♪
去年の北海道は本当に天気が悪かったから、車を始めるとやめられません・・・
旅仲間からは賛否両論ですが(笑)年だから許して~って感じです。