もくじ
7月31日~8月6日 青森ねぶた祭り
いつもより1日早く到着したわけだが、既にテントはいくつかあって、どれも見たことのある顔ばかり。
だんだん、どの人がどのグループで、どのあたりにテントを張るのかが暗黙の了解のようになっているのがわかってきた。
翌日になると、祭り前日だというのに、土曜日のせいか、いつもよりテントの増えるペースが早く、あっというまにサイトが埋まっていく。
蔵王で別れた福島の大将が、今年は東北三大祭を見学するとかでやってきて、いつものリビングシェルだったので、雨の前夜祭はありがたく客人となって、八戸の八食センターで買ってきた青森名物のせんべい鍋を作って過ごす。
雨は本降りになり、どこも早めに切り上げるグループが多かった。
さて、ねぶた初日は小雨の振る中のスタートで、気温も19℃と低く、跳ねていて丁度いいくらいで、じっとしていると寒いくらい。
結局、ねぶたの開催期間は例年になく、気温が低く、昼間のあの暑さもかなりやわらいで楽といえば楽だった。
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画像右端(下)は、ボルネオ島の熱帯雨林と、そこに住むオランウータンを守るための基金を集めるために、竹馬に乗って日本縦断中のミックとミキ。
ねぶた祭り。
まずは、提灯もち、そしてお囃子、そして跳人、ねぶたと続きます。
いつもライダー跳人は元気いっぱい♪
今年2等賞をとった「板金」のねぶた
いつもパフォーマンスを見せてくれる山田高校
8月7日~13日 八郎潟~夏油温泉
今年はETC1000円効果か、自走してくるライダーが多く、ねぶた終了後~14日までは北行きのフェリーは既に予約が塞がっていて、祭りの終わった翌日の函館行きはバイク80台がキャンセル待ちだったのだとか。
北上するのか南下するのか決めかねていた私は、例年にない東北の気温の低さに、これなら東北観光かな、と北上せずに南下することにした。
(いつも南下してゆっくり東北を回ろうと思いつつ、あまりの暑さに断念してしまうのだ)
八郎潟に無料のキャンプ場があるというので、まずはここにベースをおくことにした。
南の池キャンプ場。
きれいな芝のサイトで少し走れば温泉もあるし、買物もできる。初めての東北ツーリングで八郎潟は走ったけれど、ずっと直線の続く景色はやっぱりすごい。
初めての東北ツーリングで「日本キャニオン」「十二湖」が気になって、行ったことはあるのだけど、そのときは「日本キャニオン」まで行って、なんだ、こんなもんかと、十二湖がいったいどんな湖なのかもあまりよくわからず、少しだけ走って終わってしまっていたのだけど、この旅で知り合ったライダーに「青池」がいいと聞いて、是非行ってみたかったのだ。
でも、思ったほど青さは感じなかった。
季節や天気、時間帯によって見える青さが違うんだろう。
ぐるっと散策できるルートが整備されているが、朝方が雨で、天気待ちしていて出発時間が遅かったのと、青池が期待はずれだったので、それ以上歩くこともなく駐車場に向かった。(バイクも有料の駐車場)
翌日は朝からピーカンで汗だくになりながらテントを撤収して、ひとまず盛岡を目指す。
盛岡はツーリングマップルの小原さんの
天気予報ではことごとく「雨」となっていて、でもまさかこのピーカンが?
と半信半疑で、のんびり角館観光をしていたら、あっというまに空が暗くなって、しばらく雨宿りをするもやみそうもないので、仕方なく雨支度で走り出す。
ようやく道の駅で休憩して、盛岡まであと1時間くらいだけど、雨は降ったり、やんだりで動けない。
見れば、レストランもあるし、温泉もあるし、おまけに畳の小上がりまであって、今日はここで一晩過ごすことにした。
明け方目が覚めたら、車中泊の人も逃げてきたのか、ソファーにも寝ている人だらけ。
予報ではやっぱり一日雨がふったり、やんだりみたいで、とりあえず、小雨の中をぬって、盛岡市街でネットカフェを探す。
色々情報収集などをして、結局、もう一度道の駅まで戻って、そこから先の峠の国見温泉に泊まることにした。
ネットカフェを出ると本降りになっていて、国見温泉までは1時間ほどなのだが、山の中に入ると、またエンジンの調子が悪くなってきて、行き止まりの道の一番奥の森山荘についたと同時にエンジンストップ。
バイクの移動は押すことになった。
ここはバスクリンを入れたかのような緑色のお湯が特徴。
駒が岳に登る人のベースにもなっている宿で、湯治部は布団付で3150円で泊まれる。
丁度廊下で各部屋が繋がっていて、軒下に濡れ物を干せるのが有難かった。自炊はせずに、食堂でだまっこ汁定食をいただいた。
他にライダーも2名いて、楽しく過ごせた。
↑ 国見温泉
なんと、ペット専用の露天風呂(温泉)があります!
翌朝は、やはりエンジンのかかりが悪く、冷や冷やしたがなんとか始動して、盛岡の矢巾キャンプ場へ。
昨日は雨だったわけだし、もちろん誰もいない。
林の中のキャンプ場は雨上がりということもあって、じめじめした感じ、トイレも汲み取りだし、唯一東屋があるのが救いだが、小原さんと待ち合わせしていなければ、ちょっと躊躇したかもしれないレベルのキャンプ場。
とにかく濡れ物を乾かしたかったし、すぐに設営して、八幡平へ遊びにでかけた。
の日の盛岡市街は暑かったらしいが、ずっと八幡平の山の上にいたので、気持ちよく走れた。
夜には小原さんがお酒を持ってきてやってきて、GW以来の再会を祝って、乾杯。
翌日は少し遠出して浄土ヶ浜へでかけた。
何年か前に「→浄土ヶ浜」の看板に心惹かれながらも、行けなかった場所だ。
浄土ヶ浜へは駐車場にバイクを置いて、浜まで下るか、遊覧船で海から鑑賞するかで、これが結構な下りになる。(つまり帰りは登り)海がすごくきれいだった。
奥藤七温泉(無料露天風呂) | 松尾鉱山跡 |
げいび渓 | 浄土ヶ浜 |
天気予報は翌日夕方から雨、というので、朝のうちに撤収して、また温泉に泊まることにして、夏油温泉を予約した。
ここも自炊部があって、2675円から泊まれる。
料金が違うのは建物が違うという説明を受け、天気予報が気になったので、3120円の冷蔵庫とテレビつきの部屋を予約したが、よくよく考えてみたら、山の上だからまともにテレビも映らず、おまけにテレビはコイン式の有料で、失敗した。
天気予報は当たらず、朝からの雨で、撤収は雨のなか。
そしてやはり雨の日ということで、バイクの調子が悪くて、騙し騙し、休憩をとりながら70kmほどを3時間ほどかけてたどり着いた。
雨ということで、途中のスーパーで昼と夜の食材とビールを買い込んで、到着後遅いお昼を済ませ、飲み始める。
ここには2つの内湯と5つの露天があって、基本は混浴だが、時間帯で女性専用になるので、時間割を見ながら、休むまもなく、風呂に入り続けた。
部屋の隅にはありんこが散歩していて、朝目が覚めると体中がかゆく、ありんこかダニにでもやられたのかと思ったりしていたら、時間がたつにつれ、体中にぶつぶつができた。
8月14日~8月18日 松島~猪苗代
原因になるようなものを食べた記憶はないのだが・・・。
それでも念願の松島まで走って、今日の予定を考えてみるが、手の平までひろがってきて、もう痒くて痒くてハンドルを握っていることもつらくなり、仙台市内のビジネスホテルに2日間こもることとなった。
痒いけれど食欲だけはあったので、もちろん仙台名物の牛タンを食べようと、夕方に食事に出かけたのだが、突然息ができなくなり、どうやら喉の奥までじんましんが広がってきたのか、固形物を受け付けなくなったので、2日分の食料と本を買い込んで、翌日も1日中ホテルで寝て過ごした。
あまりの痒さに水風呂に入って、紛らわしていたのだが、今度はそれが原因か、朝起きると声が出ない。
とりあえず、風邪薬を飲んで出発する。
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